今年もまた さねかずらの実が色づく頃になりましたが なぜか今年は
ずいぶん実が少なく 色も冴えません。
さねかずら あるいは さなかずらの名を持ち 普段は地味な存在ながら
真っ赤な実を結ぶ時期には 冬色の林の中で ぱっとひときわ目立ちます。
そしてもう一つ美男葛(びなんかずら) の名を持ち 万葉の頃から整髪料の
ポマードとして使われたらしく 当時の麻呂はこれで頭をばっちり決めて
辻々で姫をナンパしたんやね とは私の妄想です。
今年の実は 土佐沖で獲れる血赤サンゴの色ではないため 昨年の写真を
使いました。



「名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな」と藤原定方
という人が 百人一首で詠んでいますが
(人に知られずに あなたのもとに来る方法が あればいいのに) という熱烈な恋
の歌との説明がありました。 艶々と燃える赤い実は 情熱の色なんですねきっと。
最近 くりまんじゅう日記へお寄りくださる方が増えました ありがたいことです。
変化のない日々を綴る退屈記事ばかりですが これからもよろしくお願い致します。

11月16日の今は正午です。現在の室温は24℃ 風もなく 穏やかな小春日和です。